家庭菜園 バルコニー菜園(II)

5. 植栽形態の選択(下図参照)

1. 土壌栽培には、菜園や穀物畑の土を使うことができます。水やり後に土が泥っぽくなったら、花市場でピート、バーミキュライト、パーライトなどを購入し、土に混ぜてください。

(土壌耕作)

2. 無土壌栽培は、培養液栽培と培地栽培に分けられます。

養液栽培では、植物の根を容器に固定し、植物が必要とするさまざまな栄養素を含む養液に植物の根を浸します。

(無土壌栽培)

基質栽培の場合、基質土壌の比率はピートとバーミキュライトまたはパーライト = 1:1 であり、栽培用の土壌の代わりに使用できます。

ココナッツコイアと呼ばれる基質栽培法もあります。ココナッツコイアにはセルロースが多く含まれており、植物はこれを吸収・利用できません。そこで、砕いたココナッツの殻を土の代わりに使用します。この基質の役割は何でしょうか?基質には栄養分を含むものと含まないものがあります。基質に含まれる泥炭だけが、植物が吸収・利用できる有機物を含んでいます。ココナッツコイア、バーミキュライト、パーライトにはほとんど栄養分が含まれず、主に植物を安定させる役割を果たします。


基質栽培では、養液を散水することで植物に栄養を与えます。植物が必要とする様々な肥料やミネラルを水に溶かし、植物の成長に必要な養液を作ります。

無土壌栽培の利点:生育が早く、生育が強く、収穫量が多い。品質が良く、清潔で、管理が簡単。農薬はほとんど使用されないため、汚染がありません。

6. 無土壌栽培用の様々な装置(下図参照)

(壁掛け式無土壌栽培装置)

(ラダー型無土壌栽培装置)

(カボチャ型無土壌栽培装置)

(卓上スタンド型無土壌栽培装置)

(柱型回転培地栽培装置)

園芸